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同じ日に入隊した韓国戦争戦死の兄弟、共に武功勲章

同じ日に入隊した韓国戦争戦死の兄弟、共に武功勲章

Posted August. 05, 2021 09:35,   

Updated August. 05, 2021 09:35

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韓国戦争の時、同じ日に共に入隊して戦死した兄弟が、約70年経って武功勲章を共に受けていたことが確認された。

 

4日、陸軍によると、韓国戦争当時、江原道金化郡遠徳面(カンウォンド・キムファグン・ウォンドクミョン)付近で戦死した故アン・ソクヨル、ソクキルさん兄弟の花郎(ファラン)戦闘功労勲章が先月29日、甥のアン・ボンスンさんに伝えられた。兄弟は、合同結婚式を挙げた3日後の1952年3月13日に共に入隊した。軍番号も兄は「8807115」、弟は「8807116」で一字違いで、所属部隊も同じ第3師団第22連隊第1大隊だった。

その後、兄は52年9月、弟は53年7月にいずれも遠徳面付近で戦死した。彼らは戦闘での手柄が認められ武功勲章の対象者に選ばれたが、戦後の混乱で遺族を探すことができず、武功勲章を受けられなかったという。

陸軍人事司令部の韓国戦争武功勲章調査団は、武功勲章未受勲者名簿を確認した際、姓と名前の最初の文字が同じ2人が部隊も同じで軍番号も最後の一字違いであることを確認し、兵籍記録表などから兄弟であることを確認した。その後、調査団は兄弟の遺族を人づてに探し、甥のアンさんに武功勲章を伝えることができた。アンさんは「2人の叔父が戦争で亡くなったことを祖母から聞いていた。国が参戦した兵士の犠牲を忘れずに探してくれたことに感謝する」と話した。