チェルシー(イングランド)が、23年ぶりに通算2度目のスーパーカップトロフィーを掲げた。
昨季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)を制覇したチェルシーは12日、北アイルランド・ベルファストのウィンザーパークで行われた2021UEFAスーパーカップで、昨季ヨーロッパリーグ(EL)優勝チームのビジャレアル(スペイン)を相手に前半と後半90分間1-1で拮抗した後、PK戦まで持ち込まれる接戦の末、6-5で競り勝った。
今年5月に行われた2020~2021シーズンの欧州CL決勝でマンチェスター・シティ(イングランド)を破って9年ぶりの優勝を果たしたチェルシーは、スーパーカップでは1989年に続き2度目の優勝を果たした。チェルシーは2012年と2013年、2019年には準優勝した。優勝賞金は500万ユーロ(約68億ウォン)。
昨季のヨーロッパリーグで無敗優勝を果たしたビジャレアルは、初出場のスーパーカップで準優勝賞金300万ユーロ(約41億ウォン)に満足しなければならなかった。
チェルシーは前半27分、ハキム・ジィエクのゴールで先制した。ビジャレアルは後半28分、アルベルト・モレノが同点を奪い、勝負を振り出しに戻した。両チームともゴールを追加点を決められないまま、延長戦終盤に投入されたチェルシーのGKケバ・アリサバラガが2度もPKを止め、勝負に終止符を打った。
スーパーカップは、欧州CL優勝チームとEL優勝チームが一本勝負で世界一を争う。
金東昱 creating@donga.com