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KAIST、保健医療のAI活用ガイドラインを初開発

KAIST、保健医療のAI活用ガイドラインを初開発

Posted August. 16, 2021 08:21,   

Updated August. 16, 2021 08:21

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韓国内外の人工知能(AI)専門家らが、保健医療分野でのAIの信頼性確保のため、世界で初めて技術ガイドラインを出した。

KAIST韓国第4次産業革命政策センター(KPC4IR)は15日、シンガポール国立大学リスク公共理解研究所、英科学技術非営利機関であるセンスアバウトサイエンスと共同で「社会のための保健医療分野でのAI活用ガイド」を開発したと発表した。

同ガイドには、医療映像の分析やビックデータによる疾病予測、新薬開発時間の短縮など、医療分野のAI活用事例が盛り込まれている。学習データを一部漏らしたり除外すればAIが偏る可能性があり、元来と異なる用途で使えば判断が間違いかねないことも強調した。

AIの信頼性を確保する5つの基準も盛り込んでいる。まずデータの出所が正確でなければならず、使用目的に合わなければならないとした。また、制限事項や仮定を正確に言及する必要があり、データの偏向性を明示し、実際の環境で適切なテストなどを行ったかどうか点検しなければならない。

KPC4IRセンター長のキム・ソヨン氏は、「AIの限界と改善事項を認識する上で、このガイドが重要な役割を果たすものと期待している。


チョ・スンハン記者 shinjsh@donga.com