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「おぉ!エネルギッシュなKポップ」 ニューヨーカーたちを盛り上げたKポップ

「おぉ!エネルギッシュなKポップ」 ニューヨーカーたちを盛り上げたKポップ

Posted August. 17, 2021 08:23,   

Updated August. 17, 2021 08:23

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日曜日の15日(現地時間)夕方、米ニューヨーク・マンハッタンのリンカーンセンター野外公演場に市民数百人が集まった。彼らはリンカーンセンターで初めて開かれるKポップ公演「Kポップディスコフィーバー」(K-Pop Disco Fever)を観るためにここを訪れた。

リンカーンセンターとニューヨーク韓国文化院が共同主催したこの日の公演は、ニューヨークの経済再稼働を記念する「リスタートステージ」の公式プログラムの一つだった。ブルックリン地域で活動する韓国人女性DJ・ガンマバイブとKポップ専門ダンサーたちが舞台に立ち、BTS、BLACKPINK、TWICE、PSYなど、Kポップ歌手たちの音楽を1時間にわたって披露した。

観客は大体20代や30代の若年層だったが、たまに高齢者も公演会場を訪れた。この日会った若い男性ディエゴ・ラミレスさんは、「もともとエバーグローというKポップグループが好きだ」とし、「Kポップはエネルギーにあふれ、楽しく、人々を興奮させる」と話した。ファンたちは音楽に合わせて丸く円を描いて立ち、該当グループの実際のダンスを真似した。韓国語の歌詞をかなり上手に歌うファンも多かった。知人らと一緒に訪れた一人の女性ファンは、公演の後半部でBTSの歌が流れると、大声で歓声を上げた。

普段は静かなリンカーンセンターの周辺に楽しい音楽が流れると、通りかかった人々も足を止め、しばらく音楽を聞いた。後で公演の事実を知り、チケットを手に入れず、現場から入場を問い合わせる人たちもいた。

この日の公演を企画したジョダナ・リ-・プログラムディレクターは、「Kポップは、ものすごい文化コンテンツで、韓国人コミュニティだけでなく全てのニューヨーカーが楽しむことができる、今回の『リスタート・ステージ』の企画時からニューヨーク韓国文化院と共同でイベントを準備した」と話した。

チョ・ユンジュン・ニューヨーク韓国文化院長は「リンカーンセンター側から先に、Kポップ公演を提案してきた」とし、「リンカーンセンター側は、クラシックファンが高齢化することを懸念しており、若い人に人気のあるKポップに注目したようだ」と話した。リンカーンセンターは2年前の2019年も、オーケストラの編曲でKポップの歌を披露したことがあるが、当時も若い観客らの反応が良かったという。