日本にある韓国系民族学校の京都国際高校が、第103回全国高校野球選手権大会でベスト8に進出した。外国系の学校が同大会でベスト8に入ったのは初めて。
京都国際は24日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で行われたベスト16戦で二松学舎大付属高校に延長10回の接戦の末、6対4で勝って大会2連勝した。京都国際の小牧憲継監督はNHKとのインタビューで、「春の選抜の悔しさがあって、一つ一つのプレーへの意識があがった結果」と話した。京都国際は今年3月に初めて出場した春の選抜には1回戦で勝利したが、2回戦で東海大菅生高に4対5で逆転負けし、ベスト8入りに失敗した。
勝利後の球場では「東海(トンへ)」で始まる京都国際の韓国語の校歌が鳴り響き、この姿はNHKを通じて日本全国に中継された。京都国際は26日、福井県代表の敦賀気比高とベスト4入りをめぐって対決する。
今夏の甲子園の舞台を踏むために、日本47都道府県で3603校が地域予選を行った。各都道府県を代表する49の高校(東京都と北海道は2校)が出場し、トーナメント方式で競う。
東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com