世界テコンドー連盟(WT)テコンドー演武団が米NBCの人気オーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント(America'sGotTalent)」で現地視聴者の圧倒的な支持で準決勝進出を決めた。
WT演武団は26日、カリフォルニア州ロサンゼルスのハリウッド・ドルビー劇場で行われた視聴者投票を発表する生放送で5位内に入り準決勝に進出した。英国出身のアルバム企画者サイモン・コーウェルはじめ全審査員たちは「当然の結果」と拍手を送った。
前日、同会場で開かれた準々決勝で、12チームの出演者の中で最後に舞台に上がったWT演武団は、「急変する文明の中で生きる現代人たちがテコンドー精神をもとに、平和な世界とより良い社会建設のために努力する」というテーマで、3分あまりにわたって演武を披露した。審査員は「マーブルの映画ヒーローはコンピューターグラフィック(CG)に依存するが、演武団は実際に華やかな姿を見せてくれた」と絶賛した。
WT演武団は昨年1月、「イタリアズ・ゴッド・タレント」に出演し、「ゴールデンブザー」を獲得した経験がある。この場面を見たアメリカズ・ゴッド・タレント側から出演を持ち掛けられがWT演武団は今年6月に出演して準々決勝進出権を得た。6人の米国人を含む22人の演武団は、ミュージックビデオに出てきそうなキレのある群舞と空中で6~7枚の板を割るパフォーマンスなどで話題を集めた。放送後、ユーチューブにアップロードされた映像は、26日現在再生数が1796万回に上るほど人気を集めている。全7チームが競う準決勝は来月1日に生放送で行われる。決勝は来月15日に行われる。優勝チームには賞金100万ドル(約11億7000万ウォン)が与えられる。
金培中 wanted@donga.com