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自民党の「次の総裁」トップは河野氏、菅首相は4位…日本紙が世論調査

自民党の「次の総裁」トップは河野氏、菅首相は4位…日本紙が世論調査

Posted August. 31, 2021 07:30,   

Updated August. 31, 2021 07:30

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日本の首相を決める来月29日の与党自民党の総裁選が約1ヵ月先に迫った中、河野太郎行政改革担当相と石破茂元幹事長の一般有権者の支持率が、菅義偉首相をリードしていることが明らかになった。ただし、自民党支持の有権者に限定した結果では、菅氏が首位だった。

日本経済新聞が27~29日、成人1025人に「次の自民党総裁にふさわしい人」を問う世論調査を実施した結果、河野氏は16%の支持を得てトップとなった。石破氏も16%を得たが小数点以下の僅差で2位となった。同紙は、2人の支持率の差がどれほどかは公開しなかった。岸田文雄前政務調査会長(13%)、菅氏(11%)、小泉進次郎環境相(9%)が後に続いた。

今回の調査で、菅内閣の支持率は34%で、1ヵ月前と同じだった。昨年9月の菅内閣発足後、最も低い数値が2ヵ月間続いている。新型コロナウイルスの感染が拡大を続け収束の兆しが見えないことが、影響を及ぼしたものと分析される。

自民党支持層では、次の総裁にふさわしい人として、菅氏が20%で1位を記録した。河野氏(18%)、岸田氏(14%)、石破氏(12%)、安倍晋三前首相(10%)の順となった。

自民党総裁は、自民党の国会議員と2年連続で党費を納めた党員が、それぞれ383票ずつ計766票を行使して決定される。派閥政治が強い日本政治の特性上、議員票は党内派閥のトップによって左右される。有権者の世論調査は党員票に大きな影響を及ぼすとされている。


東京=パク・ヒョンジュン特派員 lovesong@donga.com