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李在明氏「5大ケアは国家責任」、李洛淵氏「初首相は忠清圏の人物に」

李在明氏「5大ケアは国家責任」、李洛淵氏「初首相は忠清圏の人物に」

Posted August. 31, 2021 07:29,   

Updated August. 31, 2021 07:29

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与党「共に民主党」の大統領選候補者選びに立候補した李在明(イ・ジェミョン)京畿道(キョンギド)知事が、高齢者・患者・障害者・子ども・乳幼児を対象にした「5大ケアの国家責任制」を公約に掲げた。これに対し、李洛淵(イ・ナクヨン)元代表は「大統領になれば、最初の首相に忠清道(チュンチョンド)出身者を任命したい」とし、初の地域巡回予備選挙が行われる忠清道の攻略に乗り出した。

李在明氏は30日、ソウル松坡区(ソンパグ)の松坡老人養護センターで記者会見を開き、「ケアはもはや家族の一方的な犠牲でも、市場で購入する商品でもなく、社会の共同責任でなければならない」とし、5大ケアに対して国の支援を大幅に拡大する考えを明らかにした。李氏は、また「超少子化・超高齢社会に対応する大韓民国の生存戦略であり、成長戦略だ」と付け加えた。その上で、小学校内のケア施設の利用時間を午後7時まで延ばし、日常生活が困難な重度障害者を対象にした24時間支援体系を構築すると約束した。

李洛淵氏は、31日から始まる大田・忠清南道(テジョン・チュンチョンナムド)権利党員のオンライン投票と来月4日に始まる初の巡回予備選挙を控えて忠清南道地域での支持拡大に全力投球している。李洛淵氏は30日、忠清南道の道庁で行った記者懇談会で、「大統領になれば、最初の首相を忠清道圏の人物で任命したいと決心した」と述べた。文在寅(ムン・ジェイン)大統領が「最初の首相に全羅道(チョルラド)出身を登用する」と公約した通り全羅道出身の李洛淵氏を最初の首相に任命したように、当選すれば忠清道出身の首相を起用するという。李洛淵氏は、「梁承晁(ヤン・スンジョ)忠清南道知事を念頭に置いての発言か」という質問には、「(候補者が)心の中にはあるが、公開する段階ではなさそうだ」と答えた。

他の候補者も支持拡大に向けた動きを強めている。朴用鎭(パク・ヨンジン)議員は同日、済州(チェジュ)地域を訪問し、秋美愛(チュ・ミエ)前法務部長官も忠清南道の天安(チョンアン)、牙山(アサン)、大田(テジョン)地域の党員たちと懇談会を相次いで開き、支持を訴えた。新型コロナで自己隔離中の金斗官(キム・ドゥグァン)議員は、オンライン公約発表会を通じて、「忠清圏の国家行政首都建設公約」を発表した。同様に、自主隔離中の丁世均(チョン・セギュン)前首相も、オンラインで世宗(セジョン)地域の党員らと懇談会を開いた。


イ・ユンテ記者 oldsport@donga.com