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韓国軍がSLBM開発を事実上完了、8番目の保有国に

韓国軍がSLBM開発を事実上完了、8番目の保有国に

Posted September. 07, 2021 08:46,   

Updated September. 07, 2021 08:46

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軍が最近、潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)開発の最終段階である潜水艦発射実験に成功したことが分かった。SLBMは、探知が難しい潜水艦から発射される代表的な戦略兵器で、戦場の地図を一変させる「ゲームチェンジャー」と呼ばれる。北朝鮮が昨年と今年、新型SLBMを公開し、韓米を脅かす非対称戦略兵器の開発に拍車をかける状況で、韓国も世界8番目のSLBM保有国となったのだ。

 

6日、防衛産業関係者によると、国防科学研究所(ADD)は最近、3千トン級潜水艦の1番艦「島山安昌浩(トサン・アンチャンホ)艦」からSLBMを発射する2度の非公開発射実験に成功した。特に、発射管から空気の圧力でミサイルを水面上に射出した後、ミサイルに点火するSLBMの核心技術「コールドローンチ(Cold Launch)」の作動に成功したという。関係者は、「今月半ば、3回目で最後の発射実験を終えれば、量産、実践配備の段階に入る」と伝えた。最後の発射実験は、忠清南道泰安(チュンチョンナムド・テアン)にあるADDの安興(アンフン)実験場の沖合で非公開で行われる予定だ。

通常、SLBMの技術開発は地上発射実験、水中発射実験、潜水艦発射実験の3段階で行われる。昨年末、地上発射実験に成功した軍は、潜水艦の代わりにバージ船を利用して、浅い海中でSLBMを発射する2段階の発射実験を今年終えた。6発のSLBMを搭載できる韓国軍の初の3千トン級潜水艦「島山安昌浩艦」が先月13日に就役し、関連技術の開発にスピードがついている。現在、米国、ロシア、英国、フランス、インド、中国、北朝鮮がSLBMの保有国だ。


申圭鎭 newjin@donga.com