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代表引退の金軟景、「指導者、行政、放送?私も自分の将来が知りたい」

代表引退の金軟景、「指導者、行政、放送?私も自分の将来が知りたい」

Posted September. 07, 2021 08:44,   

Updated September. 07, 2021 08:44

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「私だって自分の将来がとても気になります」

17年間なじんだ太極マークを外した「バレーボール女帝」金軟景(キム・ヨンギョン=33、上海)の声には、寂しさよりも新しい挑戦に対するときめきが感じられた。自身が言及した指導者、行政家、放送関係者の3つの道をすべて挑戦するのはどうかという司会者の質問に、金軟景は「体が3つになければならないと思う」と特有の冗談交じりで答えた。

2020東京五輪の韓国女子バレーボール4強進出の主役、金軟景が6日、約30人の取材陣とのオンライン会見を行い、先月の代表引退宣言以来初めて公式の場に姿を現した。五輪後の回復練習のほかにも、テレビ出演やCM撮影などをこなしてきた金軟景は、「最近ポッサム店に行ったけど、誰かが会計してくれた。(バレーボールファンの高い関心を)実感しているし、感謝している」と話した。

同時に代表を引退しただけで、現役選手としてのやる気は依然として熱い。新シーズンは再び中国リーグに戻る金軟景だが、選手として決して若くない年齢が気にならないほど、最近新しく発足した米国リーグやトルコとともに世界最高リーグの一つに挙げられるイタリアリーグなど新しい舞台進出への夢を語った。

金軟景はじめセンターのヤン・ヒョジン(32)、キム・スジ(34)らベテランが次々と引退を宣言している女子バレーボール代表チームの未来についても見解を示した。金軟景は、「ジュニア育成のためには、より体系的なシステムが必要だと思う。ユース代表が韓国代表へとしっかり成長いけるよう冬季トレーニングを支援するなど、目前の大会ではなく、五輪のような大きな大会を目標に長期的な計画を立てることが重要だ」と話した。

東京五輪に代表メンバーでは最年少として出場し、先月には韓国バレーボール連盟(KOVO)カップ大会でMVPを受賞するなど、金軟景の後を継ぐ代表レフトに選ばれたチョン・ジユン(20)への応援も忘れなかった。金軟景は、「自分の強みであるパワフルな攻撃力のほかにも、レフトに必要なレシーブ、守備まで備えるのは容易なことではない。まだ10あるうち一つも始まっていないと思い、うまく乗り切ってほしい」とエールを送った。


姜泓求 windup@donga.com