レクサスコリアが、ハイブリッドセダン「ニューES」を韓国市場に発売した。
27日に販売を開始したニューESは、「ニューES300h」のモデルだ。2018年に発売された第7世代ESの部分変更車種だ。外部のデザインも一部変わり、安全や利便性の向上に努めている。
前面部にはレクサスを象徴する英字「L」をイメージしたグリルがあり、前照灯には長方形の発光ダイオード(LED)を使用した。内部のインテリアは、「タクミ」と呼ばれるレクサスの職人たちが高級素材で仕上げた。12.3インチのインフォテインメント・ディスプレイを、以前のモデルより112ミリ前に配置し、ドライバーが機能を使いやすくした。
ニューES300hのハイブリッドシステムは、2.5L・D-4Sガソリンエンジンに大容量バッテリーとモーター2つで構成されている。バッテリーの充電状態に応じて低速でモーターのみで走行でき、走行と同時に充電も可能である。トリム(オプションによる等級)による1リットル当たりの燃料消費効率は、複合基準で16.8〜17.2キロとなっている。緊急制動補助、クルーズコントロールなどの性能が向上し、駐車補助ブレーキは前方・後方の物だけでなく、歩行者も感知する。11月にはスポーツ・トリム「Fスポーツ」も発売する。価格は個別消費税3.5%基準で6190万〜7110万ウォンとなっている。
徐亨錫 skytree08@donga.com