久々に輝いた孫興民・ケイン組、今季初のアシストとハットを記録

孫興民（ソン・フンミン＝トッテナム・ホットスパー）がシーズン初のアシストを記録し、チームの大勝に貢献した。

トッテナム（イングランド）は１日、ロンドンで行われたＵＥＦＡヨーロッパカンファレンスリーグ・グループリーグＧ組第２節のＮＳムラ（スロベニア）戦で５－１で勝利した。孫興民は後半１５分に途中出場して１アシストをあげた。孫興民はイングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）での３得点を含め今季４つ目の得点関与数を記録した。トテナムは１勝１分け（勝ち点４）でＧ組首位に立った。

トッテナムのヌーノ・エスピリト・サント監督は３日、アストン・ヴィアとのＥＰＬ戦を控え、主力選手の体力温存に配慮し、孫興民とハリー・ケインらを先発から外した。トッテナムは前半４分、デレ・アリのＰＫゴールと８分のジオヴァニ・ロ・チェルソの追加ゴールで前半を２－０のリードで終えた。しかし後半８分、ジガ・コウスに反撃ゴールを許すと、サント監督は後半１４分に孫興民とケイン、ルーカス・モウラらチームの中核メンバーを同時に投入した。

ケインは後半２３分と３１分、４２分に相次いでゴールを決め、ハットトリックを達成した。孫興民は左サイドから切り込んだ後、クロスでケインの２点目をアシストした。昨季ＥＰＬで最多の１４ゴールを連携で生んだ孫興民とケインの今季初の合作ゴールだ。今季ＥＰＬで得点がなく不調だったケインだが、この日のゴールで巻き返しのきっかけを作れるかどうか注目される。ＥＰＬでの３連敗を喫して落ち込んでいたトッテナムの雰囲気が盛り上がるかどうかにも関心が集まっている。サント監督は、「孫興民ら３人を同時に投入した。チームに力を吹き込んだ」と語った。


李元洪 bluesky@donga.com