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大統領府、大庄洞疑惑に「重く見ている」

大統領府、大庄洞疑惑に「重く見ている」

Posted October. 06, 2021 08:35,   

Updated October. 06, 2021 08:35

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文在寅(ムン・ジェイン)大統領が5日午前、大統領府参謀陣との会議で、京畿道城南市(キョンギド・ソンナムシ)の大庄洞(テジャンドン)開発特恵疑惑と関連して、徹底した捜査を指示したという。大統領府は同日午後、大庄洞疑惑について「重く考えて見ている」と述べた。大統領府が大庄洞疑惑について立場を明らかにしたのは初めて。与野党は12の国会常任委員会で開かれた2日目の国政監査で、大庄洞特典疑惑と尹錫悦(ユン・ソクヨル)前検事総長の告発教唆疑惑をめぐって衝突した。

 

大統領府関係者は同日、野党「国民の力」の金起炫(キム・ギヒョン)院内代表が文氏に大庄洞疑惑に対する立場表明を求めたことについて記者団から質問を受け、このように答えた。ただし、同関係者は、「追加で話すことはない。文字通り理解してほしい」とし、具体的な発言は避けた。

 

政治的中立を強調して大庄洞に関する言及を控えてきた大統領府が立場を明らかにすると、その背景をめぐって様々な解釈が出ている。大統領府は「政治的意味ではない」とし、ユ・ドンギュ元城南都市開発公社企画本部長ら関連人物が逮捕され具体的な金額が議論されるなど、国民的怒りが大きくなっているという判断によると説明した。大統領府関係者は、「この問題は政治の領域でもあるが、他方で不動産の問題」とし、「韓国土地住宅公社(LH)事態を経験した国民の感情を考慮して立場を発表した」と話した。

与野党は同日、国政監査でも「大庄洞疑惑」をめぐって攻防を繰り広げた。与党「共に民主党」の朴省俊(パク・ソンジュン)議員は、法制司法委員会の法務部国政監査で、「韓国最高の法曹人らが火天大有(ファチョンデユ)に諮問した。風よけ、防壁、ボディーガードが必要だった」とし、「火天大有関連の法曹カルテル」と規定した。一方、「国民の力」の劉相凡(ユ・サンボム)議員は、「李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事がユ容疑者の背任行為に対して、少なくとも暗黙の承認はあったのではないか疑いを持つ」とし、「李氏に対して当然、背任の捜査が行われなければならない」と主張した。


パク・ヒョモク記者 ユ・ソンヨル記者 tree624@donga.com · ryu@donga.com