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月200万ウォンの健保料は払いながら国民年金は滞納、なぜ?

月200万ウォンの健保料は払いながら国民年金は滞納、なぜ?

Posted October. 06, 2021 08:35,   

Updated October. 06, 2021 08:35

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健康保険料(健保料)は毎月払いながら、国民年金の保険料を納めていない人が24万人を超えていることが分かった。健保料は未納の場合、病院の診療費を全額負担しなければならないなど不利益が生じるが、国民年金は直ちに現れる不利益がないためとみられる。

5日、国会保健福祉委員会所属の最大野党「国民の力」の白宗憲(ペク・ジョンホン)議員が国民健康保険公団から提出を受けた資料によると、今年7月基準で健保料を1年以上完納した人のうち、国民年金保険料を6カ月以上未納した人が24万1237人と集計された。

この中には健保料を毎月200万ウォン以上納めている高所得者も53人も含まれている。彼らが滞納した保険料は、計1億ウォンに上る。地域加入者を基準に財産と不動産が全くないと想定すれば、年収が3億7600万ウォンを超えるが、国民年金保険料は払っていない。健康保険料を毎月100万ウォン以上〜200万ウォン未満を納付しているが、国民年金保険料が未納の人は350人、100万ウォン以上〜100万ウォン未満の健康保険料を納付し、国民年金保険料を納めていない人は3077人だった。

逆に国民年金保険料を1年以上完納し、健保料を6カ月以上未納した人は4083人にとどまった。彼らの未納金額は28億ウォンだった。

健保公団は、健保料を6カ月以上未納すれば、未納者の所得と財産を検討後、給与制限の案内文を送る。その後、未納者が病院に行けば、健康保険の恩恵を受けられないこともある。

一方、国民年金保険料は未納でも延滞金以外に不利益がない。国民年金公団の関係者は、「健康保険は自分が保険料を払った分だけすぐに恩恵を受けることができるが、国民年金は『遠い未来の恩恵』という考えで納付優先順位から外れているとみられる」と説明した。

国民年金の財政問題のため、わざと保険料を納めない人が増えているという解釈も出ている。白議員は、「国民年金の財政健全性に疑問を抱く人が増え、未納現象も増えている」とし、「国民年金の財政的信頼を高める一方、故意滞納者に対する対策も強化されなければならない」と語った。


キム・ソヨン記者 ksy@donga.com