ウガンダの男子バレーボール代表チームは、9月7日から14日まで、ルワンダの首都キガリで開かれたバレーボールの2021アフリカ選手権に参加した。ウガンダは同大会の出場経験がゼロだった。ウガンダ出身のダウディ(26・韓国電力)は今大会で得点1位(141点)を記録し、チームを5位に導いた。
ウガンダのダウディ・ムロンゴ体育青少年相は、同大会が終わった後、ダウディに感謝状を伝えた。ただ、ダウディーが同大会で優れた活躍をしたからではない。ウガンダ代表チームが同大会に出場する上で必要な移動や宿泊などにかかる全ての経費をダウディが一人で負担したためだった。ダウディはウガンダのバレーボール選手の中で初めてプロ選手になったケースでもある。
ダウディはもともと、今大会を終えた後、トルコリーグに進出する予定だった。その時、韓国から待ちに待った吉報が舞い込んだ。韓国電力から代替外国人選手として獲得したいというオファーあったのだ。韓国電力は、今季にイラン出身のサダット(19)と契約を延長する予定だったが、アジア選手権など国際大会への参加問題で折り合えず、結局、サダットを手放すことにした。それとともに、直近の2シーズン間、現代キャピタルでプレーしたダウディーを獲得する方向へ舵を切ったのだ。
ダウディーは再び韓国の地を踏みながら1枚の設計図を持ってきた。室内バレーボールコートを建設できる設計図だ。ダウディは、「ウガンダにはまだ室内バレーボール競技場がない。この図面を持ち歩きながら、気を引き締めている。いつか韓国にあるような素晴らしバレーボールコートを必ず作りたい」とし、「韓国でプレーして稼いだお金で、すでにバレーボールコートを建てるための土地も買っている」と笑った。ダウディーにとって韓国は、「機会の地」そのものなのだ。
ダウディーだけではない。「キューバ爆撃機」レオ(31・OK貯蓄銀行)も韓国のことが忘れられず、7シーズンぶりに再びVリーグに復帰した。もはや三星(サムスン)火災に所属した2012-2015シーズンのような致命的な攻撃力ではないが、依然として得点(113点)、サーブ(セット当たり0.563点)で3位に入り、健在ぶりを示している。
黃奎引 kini@donga.com