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高危険群保護を理由に追加接種を全成人に拡大か、疾病管理庁長が「検討」を表明

高危険群保護を理由に追加接種を全成人に拡大か、疾病管理庁長が「検討」を表明

Posted November. 22, 2021 08:40,   

Updated November. 22, 2021 08:40

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新型コロナの流行状況が悪化し、ワクチン追加接種(ブースターショット)の対象を一般成人全体に拡大すべきだという意見が説得力を得ている。これに先立って、鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長も19日、18~49歳の成人に対する追加接種の必要性を認め、近く検討する方針を明らかにした。

これに関して、政府関係者は21日、「一般人を対象にした追加接種を検討するのは、外部活動の多い若年層が感染後、両親などの高齢層に広がるのを防ぐための措置だ」と説明した。現在、新型コロナの流行は、上半期にワクチン接種を終えた高齢層や高危険群を中心に広がっている。比較的最近ワクチン接種を完了した健康な若年層の場合、「新型コロナ」のリスクが高くないというのが防疫当局の判断だ。それでもウイルスに脆弱な高危険群を保護するために、18~49歳の追加接種を検討するという。

健康な成人の追加接種の時点は、接種完了日から5カ月後になる可能性が高い。彼らは、大半がmRNA方式のファイザーやモデルナワクチンを接種した。現在まで行われた韓国内の研究結果によると、ファイザーワクチンは接種完了後5カ月が経つと、抗体の量が大きく減る。国内で18~49歳の一般人の接種が始まったのは8月26日だ。彼らの大半が10月に2回目の接種を終えた。これを勘案すれば、追加接種は来年3月から行われる見通しだ。しかし、7月と8月に行われた職場内での独自の接種や、早めに残りのワクチンを接種したなら、来年1月に5カ月に当たるケースもある。疾病管理庁の関係者は、「海外出国などの理由でワクチン接種を繰り上げた18~49歳もいるだけに、(追加接種の拡大)決定を急ぐ必要がある」と話している。

米国では19日(現地時間)、全ての成人に「新型コロナ」ワクチンの追加接種が認められた。ロシェル・ワレンスキー米疾病統制予防センター(CDC)局長は、「(諮問委員らが)全会一致でこのように決定した」とし、「追加接種は、感染と深刻な結果を防ぐ効果を安全に増大させ、冬の休暇シーズンが始まる中、新型コロナに対する防御力を強化する重要な公衆保健手段だ」と明らかにした。


イ・ジウン記者 チョ・ジョンヨプ記者 easy@donga.com · jjj@donga.com