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大統領選まであと100日、李在明氏「与党圏の結集」vs尹錫悦氏「中道拡張」

大統領選まであと100日、李在明氏「与党圏の結集」vs尹錫悦氏「中道拡張」

Posted November. 29, 2021 08:13,   

Updated November. 29, 2021 08:13

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来年3月9日に実施される大統領選挙まで、29日でちょうど100日となった。最後の100日間の大長征を控え、与野党の大統領選候補は表向きでは勝利を確信しているが、水面下では激しい戦略戦を繰り広げている。最近の各種世論調査で、与党「共に民主党」の李在明(イ・ジェミョン)候補の支持率が依然として文在寅(ムン・ジェイン)大統領の第19代大統領選の得票率に及ばず、野党「国民の力」の尹錫悦(ユン・ソクヨル)候補の支持率も政権交代を望む世論より低い状況であり、これを克服しようとする双方の戦いが激しくなっている。

 

李氏は進歩陣営、尹氏は保守陣営の結集を最優先課題に掲げている。さらに尹氏は文政権に失望した与党支持層まで吸収して優位に立つという戦略だ。「開かれた民主党」との合流を急いでいる李氏は週末、光州(クァンジュ)、全羅南道(チョンラナムド)を訪れ、「全羅道なくして民主党もない」とし、「票田」死守の考えを強調した。一方、尹錫悦氏の陣営関係者は、「『共に民主党』の伝統的支持基盤である全羅道で、保守政党候補が記録した得票率を上回ることが目標」とし、「キム・ハンギル元新しい政治民主連合(現『共に民主党』)代表を選挙対策委員会新時代準備委員長に迎え入れたのもそのため」と話した。

 

20代の有権者層が与野党候補のいずれにも圧倒的な支持を送っておらず、来年の大統領選で「キャスティングボート」になる若者層の票の集結に向けた戦略戦も激しくなるものとみられる。李氏は28日、光州選対委発足式で、「2030世代に苛酷な世の中になり、非常に申し訳ない」とし、怒れる若者層をなだめた。尹氏も同日、「明日を考える青年委員会」を発足し、「若者のための政策を作るのではなく国家が若者と共に国政を運営する」と宣言し、若者層の包摂に乗り出した。


姜炅石 coolup@donga.com · 姜聲煇 yolo@donga.com