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チャン・ウジンとイム・ジョンフン、韓国卓球史上初の世界選手権ダブルス決勝進出

チャン・ウジンとイム・ジョンフン、韓国卓球史上初の世界選手権ダブルス決勝進出

Posted November. 30, 2021 08:38,   

Updated November. 30, 2021 08:38

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チャン・ウジン(26=未来アセット証券)とイム・ジョンフン(24=KGC高麗人参公社)が韓国男子卓球選手では初めて世界選手権ダブルス決勝に進出した。

世界ランキング16位のチャン・ウジン、イム・ジョンフンのペアは29日、米国ヒューストンで開かれた世界選手権の男子ダブルス準決勝で、日本の宇田幸矢、戸上隼輔ペアを3-1(8-11、11-4、11-9、11-7)で下し、決勝に進出した。チャン、イム組は先月、アジア選手権決勝で同じペアを相手に1-3で敗れて優勝を逃した。しかし、わずか1ヵ月でさらに大きな大会での雪辱に成功し、韓国卓球史に新しい1ぺージを飾った。

チャン・ウジンは、「毎試合、プレッシャーを感じるよりも楽しみながら勝ち抜いてきたと思う。韓国卓球に必ず金メダルをもたらしたい」と話した。イム・ジョンフンも「決勝相手のスウェーデンペアが中国ペアを2度も制して勝ち上がったので勢いに乗っているが、大きな大会では韓国が彼らより良い結果を出してきた」と自信を語った。

二人を指導した経験のあるチェ・ヒョンジンKGC高麗人参公社監督は、「ダブルスは右利きと左利きがペアを組んだ方が有利だが、2人の組み合わせは本当によくかみ合っている」とし、「左利きのイム・ジョンフンがレシーブするとき、強力なバックハンドで次のボールを簡単に作ってくれれば、右利きのチャン・ウジンが得意とする強力なフォアハンドで決める勝負をしている」と分析した。

韓国男子卓球は1987年ニューデリー大会の安宰亨(アン・ジェヒョン)、劉南奎(ユ・ナムギュ)ペアから2017年デュッセルドルフ大会の李尚洙(イ・サンス)、鄭栄植(チョン・ヨンシク)ペアまで計8の世界選手権で銅メダルを獲得した。最近、韓国が世界選手権大会で金メダルを取ったのは、15年蘇州大会の混合ダブルスでヤン・ハウン(ポスコエネルギー)-徐信(中国)が韓中ダブルスを組んで優勝した6年前のことだ。

決勝は30日に行われる。相手は林高遠、梁靖崑ペア(中国)を3-0で下して勝ち進んだクリスチャン・カルソン、マティアス・ファルクペア(31位、スウェーデン)だ。スウェーデンペアは準々決勝でも中国の樊振東、王楚欽ペアを破った。フォアハンドが良い左利きのカルソンと異質ラバー(ラケットの両面に異質のラバーを貼り、多彩な球質を作りだすタイプ)を使う右利きのファルクの変則的な攻撃をどれほど早く把握できるかがカギとなる。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com