Go to contents

「蚕室MICE複合空間」 2023年下半期に着工

「蚕室MICE複合空間」 2023年下半期に着工

Posted December. 11, 2021 08:26,   

Updated December. 11, 2021 08:26

한국어

ソウル松坡区(ソンパク)の蚕室(チャムシル)総合運動場近くの約35万平方メートルの敷地に、展示、コンベンション、スポーツ、文化などの複合施設を作る民間投資事業優先交渉対象者にハンファ建設が選ばれた。

ソウル市は10日、「蚕室スポーツ・MICE複合空間造成民間投資事業」優先交渉対象者にハンファ建設が主幹する「ソウルスマートMICEパーク」を指定したと明らかにした。事業誘致をめぐってハンファ建設と競った韓国貿易協会コンソーシアムは、次順位の交渉対象者になった。

ソウル市は、できるだけ早期に交渉団を構成し、早ければ来年1月から優先交渉対象者と交渉に着手する方針だ。2023年上半期頃に契約を締結し、下半期の着工を目標にしている。事業費は約2兆1672億ウォンになると予想され、工事期間は6年ほどかかるとみられる。

この事業は、蚕室総合運動場近くの土地に2029年までに展示・コンベンション、スポーツ、文化施設などの多目的施設とホテル、商業および業務施設などを作ることを目的に、2016年から推進された。優先交渉対象者は、12月7日から9日までソウル研究院ソウル公共投資管理センターを中心とする評価委員会で、開発構想および設計・施工計画、運営計画、公益性など総合的な評価を経て選ばれた。

蚕室に複合団地が予定通り造成されれば、スマートモビリティ、Kビューティー、ヘルスケアなど各種新産業の展示はもとより国際交流業務の活性化でグローバル都市の競争力が非常に高まると、市は期待している。

ソウル市の徐成萬(ソ・ソンマン)均衡発展本部長は、「今回の事業はソウルのグローバル競争力を高める核心プロジェクトで、国際業務インフラの造成と共に雇用の創出にも大いに役立つだろう」と話した。


姜昇賢 byhuman@donga.com