保守系最大野党「国民の力」の大統領選候補、尹錫悦（ユン・ソクヨル）氏の妻金建希（キム・ゴンヒ）さんが２６日、「全てが私の過ちだ。許してほしい」とし、「夫が大統領になっても、妻の役割だけを忠実に果たす」と明らかにした。経歴詐称疑惑が起こって１２日が経った同日、記者会見を行い、疑惑の一部を認めて謝罪した。
金さんは同日午後、ソウル汝矣島（ヨウィド）の党本部で開かれた会見で、自身をめぐる疑惑について、「よく見せようと経歴を膨らませて誤りを書いたことがあった」とし、「そうすべきでなかったのに、振り返ってみるとあまりにも恥ずかしいことだった。国民の皆様に心より謝罪申し上げる」と述べた。また、「残された選挙期間、静かに反省し、省察の時間を持つ」とし、「過ちを犯した私キム・ゴンヒを罵っても、これまで困難な道を歩んできた夫に対する心が離れないよう切にお願いする」と頭を下げた。
Ａ４用紙３枚分の謝罪文を８分ほどで読み上げた金さんは、質疑応答なく会見場を出た。金さんに続いて説明した李亮寿（イ・ヤンス）中央選対委首席報道担当は、「『ファーストレディの役割をする、しない』ということではなく、反省し、低姿勢で臨むという趣旨で公開の活動を自制するという発言」とし、「残された時間、選挙運動をしないという意味ではない。公開の席上で候補とともに出る場合、受け入れるだろう」と説明した。選対委内で金さんの謝罪の時期と形式について議論が十分になされたのかという質問には、「多くの助言と建議をし、候補がこれを受け入れて決めた」と明らかにした。
カン・ギョンソク記者 チョ・アラ記者 coolup@donga.com · likeit@donga.com
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