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来年の育児休職手当、賃金の50%から80%に引き上げ

来年の育児休職手当、賃金の50%から80%に引き上げ

Posted December. 29, 2021 08:36,   

Updated December. 29, 2021 08:36

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来年から、育児休職の4~12カ月目の給与が、月最大120万ウォンから150万ウォンに上がる。また、親が一人の子供に対し、一緒に育児休職を取れば、3か月間、夫婦合計で最高1500万ウォンが支給される。雇用労働部(雇用部)は同日、このような内容の雇用保険法の施行令など、雇用部所管の3つの法令案が28日、閣議で可決されたと明らかにした。

育児休職とは、8歳(または小2)以下の子供を持つ労働者が、最大1年間育児のため、有給で休むことができる制度だ。従来は、育児休職期間によって給与が異なっていた。3カ月までは月150万ウォンの範囲内で通常賃金の80%を支払い、残りの期間は月120万ウォン内で通常賃金の50%を支払った。

来年からは、4~12カ月にわたり給与が引き上げられ、年間を通じて月150万ウォンまで通常賃金の80%が支給される。一人親の労働者なら、3か月までは月250万ウォン内で通常賃金の100%を、残りの期間は月150万ウォン内で通常賃金の80%を受け取ることができる。

生後12カ月以内の子供に対し、両親がそれぞれ3カ月間の育児休職を取れば、給与を大幅に増やす「3+3親育児休職制」も来年施行される。1人当たりの給与が、最初の月は最大200万ウォン、2カ月目は最大250万ウォン、3か月目は最大300万ウォンへと増える仕組みとなっている。両親が共に3カ月間育児休暇を取れば、計1500万ウォンが出るという。

「3+3親育児休職制」は、親が同期間、同時に休職したり、時差を置いて順次休職したりしても、全て支援される。両親が順次、育児休職を使うことになれば、2度目の育児休職者の給与に増額分が反映される。今年生まれた子どもに対し、母親が今年育児休職を取り、父親は来年育児休職を取っても支援を受けられる。


ソン・ヘミ記者 1am@donga.com