10日から、大手スーパーやデパートにも防疫パスが適用される。飲食店やカフェなどは、有効期限(2回目の接種後180日)が過ぎた防疫パスで入場すれば、罰金が科される。
中央災害安全対策本部は10日から、面積が3000平方メートル以上の大型スーパーやデパート、書店など、流通産業発展法上の「大型店舗」に防疫パスを適用すると、9日明らかにした。これを受け、新型コロナウイルス感染症のワクチンを接種しなかったり、防疫パスの有効期間が過ぎた19歳以上の国民約270万人は、遺伝子増幅(PCR)検査の陰性確認書や完治証明書、接種不可の事由書がなければ、大手スーパーなどに入ることができない。1週間の試行期間を経て、17日からは違反すれば、利用者は10万ウォン、業者は150万ウォンの罰金を払わなければならない。
飲食店やカフェ、カラオケボックスなどの13種の施設は、防疫パスの有効期限の違反を巡る試行期間が終わり、10日から違反すれば罰金が科される。学習塾や読書室、スタディカフェは、裁判所が防疫パスの効力を停止させており、防疫パスがなくても利用できる。
一方、感染力の強いオミクロン株が、韓国内で急速に広がっている。9日0時基準で、国内のオミクロン株の累積感染者は約2700人だという。2日の1207人から1週間で2倍以上に増えた。
チョ・ゴンヒ記者 イ・ジユン記者 asap@donga.com