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韓国選手を反則王に描写、中国のショートトラック映画をIOCに告発

韓国選手を反則王に描写、中国のショートトラック映画をIOCに告発

Posted February. 19, 2022 08:41,   

Updated February. 19, 2022 08:41

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韓国ショートトラック選手を「反則王」に描いた中国映画が最近公開された。これを受け、誠信(ソンシン)女子大学の徐敬徳(ソ・ギョンドク)教授は、「オリンピック精神に反する」として同映画を国際オリンピック委員会(IOC)に告発した。

徐教授は18日、ソーシャルメディアで「トーマス・バッハIOC会長と韓国委員を除いた世界のIOC委員全員宛にメールを送り、北京市の蛮行を詳細に訴えた」と明らかにした。

問題になった映画は12日、中国のオンライン動画配信大手「アイチーイー(iQIYI)」に公開されたショートトラックを題材にした映画「飛べ、氷上の光」。映画には、韓国選手がレース中に中国選手に故意に足をかけるなど、何度も反則をする場面が含まれている。映画は、北京市がシナリオ作成から介入し、制作と配布を総括したという。

徐教授は抗議メールで、「オリンピックを開催する都市で特定国(韓国)に対する嫌悪を助長し、自国民の愛国心を鼓吹させようとする行為はオリンピック精神に反する」と指摘した。その上で「こうした行為が大会中に行われたということは、韓国ショートトラック選手に対する深刻な名誉毀損だ」とし、「北京市と北京五輪組織委員会側に強く警告することで、五輪開催都市でこうした破廉恥な行為が二度と起こらないようにしてほしい」と書いた。。

映画の内容と違って、今回の北京冬季五輪では中国びいきの不可解な判定と誤審を巡る疑惑が絶えなかった。7日の男子1000メートル準決勝で、韓国の黄大憲(ファン・デホン)、李俊瑞(イ・ジュンソ)は疑問の残る判定で敗退した。この判定で3位だった中国選手が決勝に進んだ。


金聖模 mo@donga.com