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「アーミー、会いたかった」、国内舞台に戻ってきたBTS

「アーミー、会いたかった」、国内舞台に戻ってきたBTS

Posted March. 12, 2022 08:48,   

Updated March. 12, 2022 08:48

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「みなさん、本当にお久しぶりです。とても会いたかったし」

10日午後7時に行われたグループ防弾少年団(BTS)のコンサート 「BTSパーミッション・トゥ・ダンス・オン・ステージ-ソウル」。メンバーたちはこの言葉を繰り返した。BTSが韓国国内でファンとオフラインで顔を合わせたのは、2019年10月の公演後、2年5カ月ぶりのことだ。BTSはこの日を含め、12日と13日まで計3日間、公演で1回当たり1万5000人ずつ、計4万5000人と会う。

会場では終始、「パチパチパチ」という音が聞こえた。新型コロナウイルス感染症の防疫指針に従い、歓声の代わりになった応援道具「クラッパー(厚い紙を折って扇子のように作った道具)」の音だった。シュガは、「無観客ではやったことはあるが、歓声のない公演は初めてだ。一生記憶に残ると思う」と語った。

「ON」でコンサートをスタートさせ、「DNA」「血、汗、涙」「フェイクラブ」「ダイナマイト」「バター」「Permission to Dance」など、計28曲が続いた。韓国で対面コンサートで初公開される「ブラック・スワン」の舞台は、数十人のダンサーと一緒に白鳥と黒鳥を演じ、壮観を演出した。

超大型発光ダイオード(LED)の画面を舞台の真ん中に設置し、曲ごとに異なる効果でメンバーたちの生々しい姿を盛り込んだ。「それでも人生は続く」という意味の「Life Goes On」が出た時は、各メンバーの公演の瞬間を画面に映し出した。「ホーム」を選曲したのも、「アーミーのいる所が私たちの故郷」という理由からだ。ジミンは、「今になって、家に帰ってきたように懐かしく、残念な気持ちがなくなった」と語った。

コンサートを終えて、彼らは「これまで大変だった」と打ち明けた。ジェイホープは、「ただただ元気に過ごしているわけではない。歌手は観客が一緒にいてこそ完成する」と語った。RMは「うんざりする非対面」とし、「一緒に走り、エネルギーをもらい、愛していると言う当然のことがないため、とても大変だった」と話した。そして、感謝と希望について語った。

「もっと良い姿で会える日まで絶対疲れない、という言葉を守れて幸せです。駆けつけてくださったアーミーの皆さん、 ありがとうございます。近い未来にもっといい姿で会いましょう」(RM)


キム・テオン記者 beborn@donga.com