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法的・社会的年齢を「満年齢」に統一

Posted April. 12, 2022 08:42,   

Updated April. 12, 2022 08:42

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政権引き継ぎ委員会が、年齢計算法を「満年齢」に統一する案を推進する。「満年齢」計算法が採択されれば、現在基準となっている「韓国式年齢(数え年)」より最大で2歳若くなる。

政権引き継ぎ委員会政務司法行政分科幹事の李容鎬(イ・ヨンホ)「国民の力」議員は11日、ソウル鍾路区通義洞(チョンロク・トンウィドン)の政権引き継ぎ委員会記者会見場で会見を開き、「尹錫悦(ユン・ソクヨル)次期大統領の(大統領選)公約により、法的・社会的年齢計算法を『満年齢』基準に統一する案を推進する」と明らかにした。

李氏は、「年齢計算法が統一されず、国民が社会福祉サービスなど行政サービスを受け、各種契約を締結し解釈する際に、年齢計算で混乱・紛争(葛藤)が起き、不必要な社会・経済的費用が発生してきた」とし、「(年齢計算法を)『満年齢』で統一することになれば、社会・経済的費用をなくし、国民生活の混乱と不便を解消することができる」と説明した。

現在韓国では、「韓国式年齢」と呼ばれる数え年、現在の年度から出生年度を引いて計算する「年年齢」、出生日を基準に0歳から始めて1年が経つ度に1歳ずつ加える「満年齢」を混用している。尹氏は大統領選で、年齢計算法を国際的に通用する基準である「満年齢」で統一するという公約を発表している。

政権引き継ぎ委員会の計画どおり、年齢計算法が「満年齢」で統一された場合、誕生日が過ぎた人の場合は「韓国式年齢」より1歳、誕生日が過ぎていない人の場合は2歳若くなる。

政権引き継ぎ委員会は、来年までに民法や行政基本法など関連法案が国会の敷居を越えられるように今年中に改正案を作成する計画だ。ただし、道路名住所のように「満年齢」が実生活に定着するまでに相当な混乱と時間がかかるという指摘もある。


姜聲煇 yolo@donga.com