韓国陸軍士官学校生徒が英国の王立陸軍士官学校を初めて卒業、エリザベス女王「両国をつなぐ人材に」

陸軍士官学校の生徒が、英国のチャーチル元首相らを輩出した英王立陸軍士官学校を初めて卒業した。駐英韓国大使館と陸軍士官学校によると、１４日（現地時間）、陸軍士官学校７９期のソン・ヒョンジェ氏（写真）が、英国王立陸士を卒業した。ソン氏は、英国だけでなく米国、ハンガリー、タイなどから来た生徒１３５人と共に訓練を終えた。ソン氏は近く帰国し、陸軍士官学校４年に復学する。

バークシャー州サンドハーストにある王立陸軍士官学校は、１９４７年に将校を教育する目的で創設された。チャーチル元首相をはじめ、ベン・ウォレス英国防相、ヘンリー王子などがサンドハースト陸軍士官学校を卒業した。

エリザベス女王は、ソン氏のことを聞き、「韓国と英国の間で重要な役割を果たす軍事外交の人材に成長することを期待する」と話したという。


李恩澤 nabi@donga.com