7日、享年56歳で死去した女優姜受延(カン・スヨン)さんの告別式が11日、ソウル江南区(カンナムグ)の三星(サムスン)ソウル病院で行われた。
俳優仲間や映画監督らが大挙参列した中で映画人葬で行われた告別式には、故人をワールドスターに押し上げた映画「シバジ」「アジェ・アジェ・バラアジェ(日本語題名:波羅羯諦 ハラギャティ)」を演出した林権澤(イム・グォンテク)監督が追慕の辞を読み上げた。林氏は、震える声で「スヨン」と呼んだ後、「友達のように、娘のように、妹のように、あなたがそばにいてくれていつも心強かった。なぜそこまで急いで行って行ってしまったのか」と涙声で故人の死を悔やんだ。葬儀委員長を務めた金東虎(キム・ドンホ)元釜山(プサン)国際映画祭執行委員長も、「21歳でワールドスターという王冠を授かり、宿命を背負ったあなたは、それは厳しい時間を生き抜いた。あなたは天上の星となり、韓国映画に光を照らしながら最後まで私たちを守ってくれることでしょう」と結んだ。
ソル・ギョング、ムン・ソリなど後輩俳優たちと遺作になった映画「ジョンイ」を演出したヨン・サンホ監督の追慕の辞も続いた。ヨン監督は、「先輩の新しい映画を多くの人々に披露するために最後まで同行したい」と話した。ヨン氏は何度も涙で声を詰まらせなた。告別式を執り行った俳優のユ・ジテは、「実感がわかない。映画のシーンであってほしいと思った」と悲しみを堪え切れない様子だった。葬儀委員会が「星より美しい星」と称した故人は、京畿道龍仁(キョンギド・ヨンイン)にある追慕公園に安置された。
孫孝珠 hjson@donga.com