政府は今後、四半期ごとに国民1万人の新型コロナの抗体陽性率を調査する。今年の調査対象者は計3万人だ。
疾病管理庁傘下の国立感染症研究所は17日、このような内容の新型コロナの抗体陽性率の調査案を公開した。今年第2四半期(4〜6月)の調査は今月準備し、6月中に調査対象者を選定後、検体採取と分析を終える。調査結果は6月末以降に公開される。
該当調査に参加した人は、自分の新型コロナの抗体の水準を知ることができる。疾病庁は参加者に、新型コロナの抗体の有無と免疫程度など、個人別に調査結果を通知することにした。調査対象者は、地域や性、年齢、有病率などを反映し、5歳以上1万人で構成される。調査対象者に選ばれれば、自宅に案内文が発送される。調査参加に同意すれば、案内文に書かれた連絡先に電話すればいい。
政府は今回の調査を通じて、韓国国民の新型コロナの感染比率と抗体水準を確認する。調査結果は、流行時の防疫対策作りと予防接種政策策定の根拠として使われる。
一方、同日、南アフリカなどで流行しているオミクロン株の細部系統であるBA.4とBA.5が、国内に初めて入ってきたことが分かった。BA.4は1件、BA.5は2件発見された。
イ・ジユン記者 asap@donga.com