Go to contents

新型コロナ死者数がピーク時の25分の1に

新型コロナ死者数がピーク時の25分の1に

Posted June. 06, 2022 09:32,   

Updated June. 06, 2022 09:32

한국어

新型コロナウイルス感染症の流行が収まり、死者の発生規模が「オミクロン株」がピークだった時点に比べて25分の1の水準に減ったことが分かった。

5日、疾病管理庁によると、最近1週間(5月30日~6月5日)の間、新型コロナで死亡した患者は100人と集計された。死者が最も多かった時点である3月20~26日は、1週間の死者が2516人に達した。5日0時基準の新規感染者は9835人で、3日ぶりに再び1万人以下に落ちた。

6日からは、医療スタッフが新型コロナの在宅治療者の健康状態を非対面で確認する電話モニタリングが減る。従来は60歳以上の高齢者や免疫低下者などの「集中管理群」は、一日に2回電話モニタリングを受けたが、この日から一日に1回に減る。5日基準で在宅治療者は8万4092人で、このうち4476人が集中管理群である。

中央災難安全対策本部(中対本)は、新型コロナの感染者が直接病院を訪れて診療を受けられる環境が十分に整っていると判断し、このように決定した。中対本によると、2日基準で全国の病院と医院6446ヵ所が新型コロナの外来診療センターに指定されている。小児感染者を対面診療できる医療機関4100ヶ所余りも運営している。対面診療が必要な在宅治療者は、電話で予約後、医療機関を訪問すればよい。

ただ、感染者に対する隔離義務が維持されているだけに、在宅治療者が電話をかけて相談を受けることができる24時間医療相談センターは引き続き運営される。政府は、感染者の隔離義務を廃止するかどうかを早ければ15日に発表する予定だ。


イ・ジウン記者 easy@donga.com