新規感染者が５０２２人、オミクロンの流行以来最低

韓国国内の新型コロナウイルス感染症の一日の感染者が、「オミクロン株」の流行以来、最も少なかった。６日、中央防疫対策本部によると、同日０時基準の新規感染者は５０２２人だった。伝播力の強いオミクロン株が優勢種になる前の今年１月１８日の４０６８人以来、１３９日ぶりに最も少ない数値だった。ただ、これには顕忠日（殉国者と戦没将兵を追悼する記念日）連休（４～６日）の間に検査件数が減ったことが、影響を及ぼしたという分析も出ている。

感染者が減り、新型コロナの病床稼働率も大幅に低くなっている。一時稼働率が７０％に迫り、「病床大乱」の懸念が出た集中治療病床は、今や１０床中９床が空いている。６日０時基準で、全国の集中治療病床の稼働率は９.４％で、３日間１０％未満を維持している。

肺炎の症状などで入院する患者も大幅に減った。同日０時基準で、新規入院患者は６１人だ。オミクロンの流行がピークに達した３月１２日、新規入院患者が２１９５人まで増えたのと比べると、３６分の１水準だ。


イ・ジウン記者 easy@donga.com