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忠武公の位土を守った民草の子孫を探して感謝牌

忠武公の位土を守った民草の子孫を探して感謝牌

Posted June. 08, 2022 08:37,   

Updated June. 08, 2022 08:37

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文化財庁顕忠祠(ヒョンチュンサ)管理所は、日本による植民地時代にオークションにかけられる危機に瀕していた忠武公・李舜臣(チュンムゴン・イスンシン)の位土(墓の管理費を調達するための土地)を守るために寄付金を出した民草の子孫を探す。

顕忠祠管理所は7日、「忠武公李舜臣の遺跡保存に向けた民族寄付金の子孫探し運動」を、5日から12月31日まで行うと発表した。顕忠祠管理所は、1931年5月、忠清南道牙山市陰峰面(チュンチョンナムド・アサンシ・ウムボンミョン)の忠武公の位土が、日本銀行のオークションにかけられる危機に瀕すると、「忠武公の位土を守ってほしい」と寄付金を送った寄付者2万人余りと400人余りの団体名をホームページ(hcs.cha.go.kr)に公開した。名簿で先祖の名前を検索し、当代の寄付者が住んでいた地域名などを確認後、子孫申請のボタンを押して、寄付者と家族関係であることを証明する除籍謄本や系図を添付すれば良い。顕忠祠管理所は、子孫に文化財庁長名義の感謝牌を伝え、招待文化行事を開く予定だ。

忠武公の位土を守り抜いた民族義援金運動は、1931年5月13日、「2000ウォンでオークションにかけられる李忠武公の墓所の位土」という東亜(トンア)日報の記事から始まった。記事が出た翌日から、東亜日報社に寄付金を同封した手紙が殺到した。民族義捐金のおかげで、1932年6月、忠武公の位土を取り戻し、顕忠祠も再建した。1706年に設立された顕忠祠は、1868年、興宣大院君(フンソンテウォングン)の時に撤廃された。今年は顕忠祠の再建90周年となる。


イ・ソヨン記者 always99@donga.com