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自動運転ロボットが食べ物を配達、ソウル市が来年にコエックスとテヘラン路で来年末まで実施

自動運転ロボットが食べ物を配達、ソウル市が来年にコエックスとテヘラン路で来年末まで実施

Posted June. 09, 2022 09:11,   

Updated June. 09, 2022 09:11

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ソウル市は8日、コエックスとテヘラン路などの江南(カンナム)一帯で、自動運転配達ロボットの運行をテストすることにした。市は今月から2023年11月までの18カ月間、「自動運転配達ロボットの実証事業」を実施すると明らかにした。自動運転配達ロボットは、ライダーセンサーで周辺を認知し、全地球測位システム(GPS)を活用して、指定された場所まで物や食べ物を配達するように設計されている。

まず、流動人口の多いコエックスの飲食店から貿易センタービルのオフィスの入口まで、配達ロボットをテスト運営する。来年は、テヘラン路の飲食店からオフィスのロビーまでテストを行う。ソウル市の関係者は、「コエックスとテヘラン路は、常駐職員だけで約3万3000人、年間訪問客数が4000万人を越える大規模な業務施設およびショッピングモールで、配達ロボットをテストできる最適の場所だ」とし、「テスト運行期間に出てきた問題点を持続的に補完していきたい」と説明した。

テスト運営期間中に、江南一帯には3種11台の自動運転配達ロボットが使われ、事業費は2年間で19億7000万ウォンが投入される。市は、「優雅な兄弟たち」(配達の民族)やLG電子、WTCソウル、韓国国土情報公社、江南区などとともに事業を共同推進する。今回の事業は、産業通商資源部が主管する「人工知能(AI)・第5世代(5G)基盤の大規模なロボット融合モデルの実証事業」の公募事業に選ばれた。

ソウル市は、今回の事業を通じて、配達ロボット需要の高いオフィス商圏を中心に実証データを確保し、今後ロボットの運営基準と個人情報保護ガイドを用意する際に参考にする計画だ。

ソウル市のファン・ボヨン経済政策室長は、「コエックスやテヘラン路のように、市民がよく訪れる大規模な空間でロボット実証が行われるのは初めてだ」とし、「今回の実証後、都心型ロボットサービスを段階的に拡大していきたい」と話した。


姜昇賢 byhuman@donga.com