DPワールドツアー(旧ヨーロピアンツアー)で初の女性選手のチャンピオンが誕生した。
リン・グラント(23=スウェーデン)は13日、スウェーデンのティレサントにあるハルムスタードGC(パー72)で閉幕したDPワールドツアー、ボルボ・カー・スカンディナビア・ミックス最終ラウンドで8アンダー64を記録した。通算24アンダー264を記録したグラントは、2位タイグループを9打差で引き離して優勝を果たした。
DPワールドツアーと同大会での女性優勝者は初めて。同大会は1991年に始まったが、2020年にから男女混合で開催された。2020年は新型コロナウイルス禍の影響で大会が開かれなかった。昨年はアリス・ヒューソン(24=イングランド)が3位で女子選手で最高位を成績を挙げた。
大会は男女選手各78人が出場し、同じコースで順位を争う。ただ、男女選手のティーボックスの位置が違うため、女子選手たちがもう少し短いコースで試合をする。アマチュアゴルファーが混合で週末にフィールドに出る場合、ホワイトティーとレッドティーに分けて打つのと同じ方式だ。
約31万9700ユーロ(約4億3000万ウォン)の優勝賞金を獲得したグラントは、「大会中、少女たちが少年たちと対立しているように感じられた」としながらも、「優勝カップを抱いた選手が結局フィールドを代表する」と話した。
キム・ジョンフン記者 hun@donga.com