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3年ぶりに帰ってきた漢江プール、今月24日オープン

3年ぶりに帰ってきた漢江プール、今月24日オープン

Posted June. 16, 2022 09:42,   

Updated June. 16, 2022 09:42

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新型コロナウイルス感染症の拡大で、2020年から運営が中断されていたソウル漢江(ハンガン)公園のプールと水遊び場が、3年ぶりに再びオープンする。

ソウル市漢江事業本部は15日、24日から8月21日まで漢江公園のプールと水遊び場6ヵ所を運営すると発表した。オープンするプールは、トゥクソムやクァンナル、汝矣島(ヨイド)、蚕院(チャムウォン)の4ヵ所で、水遊び場は蘭芝(ナンジ)と楊花(ヤンファ)の2ヵ所で運営する。

漢江プールが夏にオープンするのは、2019年以降3年ぶりのことだ。漢江事業本部は、2020年と昨年夏は新型コロナの拡大防止のために閉鎖することを決めた。しかし、今年は新型コロナの感染者が減少し、社会的距離確保も全面解除されたため、オープンを決めた。

漢江プールは、ソウル市内の中心にあってアクセスが良い上、漢江を見ながら水泳を楽しむことができるため、老若男女を問わず人気が高い。最も規模の大きい汝矣島プールは、一度に最大3500人まで収容できる。爽快に水流が降り注ぐ「アクアリング」、水が流れる渦「スパイラルトンネル」など、大型ウォーターパークに劣らない遊具施設を備えている。トゥクソムプールも、流れる水に浮き輪に乗って回る流水プールと高さ4メートルのアクアリングが用意されている。

クァンナルプールは、家族連れで訪れ、愛々しい雰囲気を楽しむのに最適だ。蚕院プールは、水深が1.5メートルの成人プールと1.2メートルの青少年プール、0.5メートルの幼児プールなど多様なプールを備えている。蘭芝水遊び場は、漢江を背景に音楽噴水が稼動し、楊花水遊び場は、隣接した生態公園と連携して自然を楽しめるのが特徴だ。

漢江プール・水遊び場は、毎日午前9時から午後7時まで運営される。プールの利用料金は、大人が5000ウォン、青少年が4000ウォン、子供が3000ウォンで、水遊び場は、大人が3000ウォン、青少年が2000ウォン、子供は1000ウォンだ。6歳未満の児童は、保護者と一緒に来れば無料で入場できる。65歳以上の高齢者や多子幸福カードの所持者、障害者(同行保護者1人を含む)などは入場時に割引を受けることができる。2019年まで、プール・水遊び場の利用者は駐車料金の減免を受けることができたが、今年からはこの特典が提供されない。

政府の防疫指針に従い、トイレや売店などの室内施設を利用する際は、マスクを必ず着用しなければならない。高齢層や慢性呼吸器疾患者など、新型コロナの高危険群は、屋外で「1メートル距離確保」が難しければ、マスクをつけた方が良い。プールでは、水着と水泳帽の着用が義務付けられ、フィンなどの道具は使用できない。水遊び場は、水着を着なくても入場できる。

ソウル市漢江事業本部のユン・ジョンジャン本部長は、「3年ぶりに帰ってきた漢江公園プールで、市民が涼しくて健康的な夏を過ごしてほしい」とし、「今後も、市民が漢江で多彩な活動を楽しめるよう努力する」と話した。


サ・ジウォン記者 4g1@donga.com