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「孤独死、始めますか」招待状を受け取った12人の話

「孤独死、始めますか」招待状を受け取った12人の話

Posted June. 17, 2022 09:16,   

Updated June. 17, 2022 09:16

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3日に出版された長編小説『孤独死ワークショップ』(民音社)で、登場人物12人は、発信者名「深夜コインランドリー店」から「今日から孤独死を始めますか」という内容の「孤独死ワークショップ」の招待状を受け取る。学生時代に友達の目を鉛筆で刺して以降、本能を抑えて生きるソン・ヨンダル、親の悩みの種の公試生(公務員試験準備生)のカン・ジェホなど招待状を受け取った人は、オンラインのワークショップに参加して慰めを得る。

16日、東亜(トンア)日報の電話取材で、著者のパク・ジヨンさん(48・写真)は、「フリーランサーでどこにも所属していないため、『つながり』についていろいろと考えた」と話した。また、「孤独死危険群である老年層は国が管理するが、所属のない孤立した若者は死角地帯にある。『彼らがつながる空間があればどうだろうか』という想像が小説の始まりだった」と話した。

ワークショップは、「1日3度つまらないことを行うことで、あなたは毎日もっとつまらない人間になる朗らかさを得る」ことを強調する。参加者は毎日意味のないことをし、これを共有する。図書館の本でアンダーラインが引かれた内容をポストイットに書き写すこと、冗談を一つ作ること・・・。ワークショップの核心は、つまらないことをする行為それ自体よりも、つまらないことをする自分を見る誰かがいることを感じることだ。

 

パクさんは、「どこにも所属せず寂しく暮らしている人は、ある瞬間、自分を顧みることを忘れる。他人の孤独に関与することで、自分が他の生命を顧みる力を持つ存在であることを認識させたかった」と話した。

パクさんも自ら孤独死ワークショップをした。パクさんがした「つまらないこと」は、1日に起こったことの中で3つのことにハッシュタグをつけること。これにつなげて文を書いた。

「人間は皆孤独を裂けることはできないが、孤独をうまく活かすことが重要です。各々の孤独死ワークショップを始めてみるのはどうでしょうか」。


金哉希 jetti@donga.com