孫興民とケインのコンビゴールが見れる！ トッテナムの２試合チケットが瞬く間に完売

孫興民（ソン・フンミン＝３０）とハリー・ケイン（２９）が所属するイングランド・プレミアリーグ（ＥＰＬ）トッテナム・ホットスパーの親善試合への国内ファンの関心が高まっている。

トッテナムは来月１３日午後８時、ソウル・ワールドカップ（Ｗ杯）競技場でＫリーグ選抜チームと親善試合を行う。３日後の１６日午後８時には水原（スウォン）Ｗ杯競技場でスペインリーグの名門セビージャと対戦する。

今回の試合を主催するクーパンプレイによると、トッテナム対チームＫリーグの試合の入場券は１７日午後３時に販売が始まり、２５分で６万６０００台余りの全席が売り切れた。トッテナム対セビージャの試合も１９日午後３時から販売し、２０分で４万席余りが売り切れた。

トッテナムの今回の来韓は、プレシーズンアジアツアー行事の一つだ。ＥＰＬなど欧州の５大リーグは毎年８月に開幕し、翌年５月まで続く。翌シーズン開幕前まで約２ヵ月間のプレシーズンに、海外ファンのために世界を回りながら試合を行っている。

トッテナムが韓国で試合を行うのは、２００５年のピースカップ以来１７年ぶりのこと。当時トッテナムは優勝した。２０１７年には試合なしに広報目的で来韓した。今回は、孫興民だけでなく、孫興民の相棒であるイングランド代表主将のケインも出場する。二人はＥＰＬ歴代最多となる４１ゴールをコンビで記録した。イヴァン・ペリシッチ（３３）ら今回トッテナムに新たに加入した選手たちとアントニオ・コンテ監督（５３）も国内ファンと直接会う。

トッテナムが対戦するセビージャへの関心も高い。セビージャはトッテナムと同じく来季欧州チャンピオンズリーグに進出するチームで、２０２１～２０２２シーズンＵＥＦＡクラブランキングは１２位でトッテナム（１４位）より２ランク上だ。ＵＥＦＡヨーロッパリーグでも歴代最多の６度の優勝を誇る伝統の強豪だ。

２試合のチケットを手に入れられなかったファンは、中古取引サイトに殺到している。２０日現在、中古ナラなどの中古取引サイトでは、「定価に１０万ウォン上乗せする」などとチケットを求める書き込みが掲載されている。定価３万ウォンの３等席Ｂチケット２枚を約６倍の３５万ウォンで販売するという投稿もあるほどチケット価格は高騰している。


金東昱 creating@donga.com