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ローマ教皇、鄭淳沢ソウル大教区長に「パリウム」授与

ローマ教皇、鄭淳沢ソウル大教区長に「パリウム」授与

Posted July. 01, 2022 09:17,   

Updated July. 01, 2022 09:17

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天主教ソウル大教区長の鄭淳沢(チョン・スンテク)大主教が29日、ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇から高位聖職者としての責任と権限を象徴するパリウム(Pallium)を授与された。各管区の新任大主教は、教皇からパリウムを受けてこそ管轄地域で大主教としての権限を行使することができる。

フランシスコ教皇は同日午前、バチカンのサン・ピエトロ大聖堂で執り行われた聖ペトロ・聖パウロ使徒の大祝日のミサで、鄭大主教を含め世界各国の各管区の新任大主教44人にパリウムを授けた。韓国大主教が教皇からパリウムを授与されたのは、2012年の廉洙政(ヨム・スジョン)ソウル大教区長以来10年ぶり。

パリウムは白い羊毛製の帯。大主教として忠実に任務を遂行するという誓約であり、教皇との親交を象徴する。鄭大主教を含めフランシスコ教皇にパリウムを授けられた大主教は、この1年間に管区の大主教に就任した高位聖職者。フランシスコ教皇は同日、大主教らに直接パリウムをかけた。 


姜聲煇 yolo@donga.com