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40度の猛暑、東京で294人が熱中症疑いで救急搬送

40度の猛暑、東京で294人が熱中症疑いで救急搬送

Posted July. 02, 2022 09:21,   

Updated July. 02, 2022 09:21

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日本政府が1日、猛暑が襲った列島全域に節電を呼びかけた。東日本大地震の時に福島原子力発電所の事故の影響で節電を要請した2015年以来7年ぶり。

日本経済産業省は、1日から9月末まで全国の家庭や企業を対象に電力需要が最も高い午後5~8時を中心に、エアコンを適切に使い、使わない照明を消すなど節電を呼びかけた。先月27日に東京電力の管内に出した「電力需給ひっ迫注意報」は30日に解除されたが、昼間の最高気温が40度を超える猛暑が今月も続くと予想され、3ヵ月間の節電を要請したのだ。全国各地で猛暑による事故も相次いだ。東京消防庁は、東京都で先月30日に熱中症疑いで病院に救急搬送された人の数が294人で、今年最多だと明らかにした。

電力難の主な原因として、原発の閉鎖と老朽化した火力発電所の稼動停止が挙げられる。電力の供給量を増やすことができなければ、大規模停電が起こる可能性が懸念されている。


洪禎秀 hong@donga.com