先月21日、成功的に打ち上げられた韓国型発射体「ヌリ号」に載せられた性能検証衛星から、KAISTとソウル大学研究チームが開発したキューブ衛星が全て双方向交信に成功した。衛星と命令をやりとりできるという意味で、衛星が正常に機能しているという意味だ。
4日、科学技術情報通信部によると、ソウル大学のキューブ衛星「SNUGLITE-II」は、同日午前3時21分頃、双方向交信に成功した。アンテナの展開命令を遂行し、関連状態の情報がソウル大学地上局に受信された。これに先立って3日午後4時10分頃には、KAISTのランデブーとKAIST地上局との双方向交信が行われた。KAIST側は、双方向交信後、9回の状態情報を受け、衛星電源や宇宙用衛星測位システム(GPS)の受信機などが正常に作動することを確認した。
5日は、延世(ヨンセ)大学天文宇宙学科のパク・サンヨン教授チームのキューブ衛星「MIMAN」が射出される予定だ。先月29日に射出された朝鮮(チョソン)大額研究チームのキューブ衛星「ステップキューブ-2」は、まだ双方向交信に成功していない。
コ・ジェウォン東亜サイエンス記者 jawon1212@donga.com