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WBCが6年ぶり開催、韓日は予選から激突

WBCが6年ぶり開催、韓日は予選から激突

Posted July. 11, 2022 14:11,   

Updated July. 11, 2022 14:11

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6年ぶりにワールド・ベースボール・クラシック(WBC)が再び開かれる。韓国は「宿敵」日本と第1ラウンドから対決する。

米大リーグ(MLB)事務局は8日、来年3月8日に開幕する第5回WBC対戦組み合わせを確定して発表した。それによると、韓国は日本、中国、豪州、そして予選通過国と一緒にプールBに入った。プールBは来年3月9日から13日にかけて東京ドームで第1ラウンドを行う。

野球ファンの関心が最も注目する試合は断然韓日戦だ。韓国がWBC第1ラウンドで日本と対戦するのは、2009年の第2回大会以来14年ぶり。当時、韓国は第1ラウンド予選で日本に2-14で敗れたが、シード決定戦では1-0で勝利を収めた。第3、4回大会の時は両国が属する組が違っていいた上、韓国が第1ラウンドで敗退し、正面対決をする機会がなかった。

昨年、東京五輪で面目をつぶした韓国野球にとって、今回のWBCは重要な試金石になる見通しだ。許亀淵(ホ・グヨン)韓国野球委員会(KBO)総裁も今年3月に就任する際、「韓国野球が国際競争力を強化するためには来年WBCを新たな躍進のバネにしなければならない」と強調し、「成績を出すために必要ならKBOリーグ選手はもちろん、トミー・エドマン(27)、デーン・ダニング(28)などMLBで活動している韓国系選手を代表メンバーに入れることもできる」と明らかにした。

許総裁の意志が強いだけに、KBOも急いでWBCに備える技術委員会を新設し、代表監督選任の拍車をかける方針だ。リュ・デファンKBO事務総長は「来週頃、技術委員会の委員リストを発表する予定で、監督は技術委で選任することになる」と明らかにした。専従監督体制で運営したアジア大会代表チームとは違って、WBC監督はプロチームの監督が引き受ける可能性が高い。

もともと今大会は昨年開かれる予定だったが、世界的な新型コロナウイルスの感染拡大で2年延期された。本大会参加国は20ヵ国で、5ヵ国ずつグループリーグを行った後、8ヵ国による決勝トーナメントを戦い、来年3月22日にMLBマイアミ・マリーンズの本拠ローンデポ・パークで決勝が行われる。


カン・ドンウン記者 leper@donga.com