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韓国戦争で真っ先に駆けつけた米ミズーリ艦で参戦兵士感謝行事

韓国戦争で真っ先に駆けつけた米ミズーリ艦で参戦兵士感謝行事

Posted July. 30, 2022 09:16,   

Updated July. 30, 2022 09:16

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韓国戦争勃発直後、米国の艦艇のうち最初に韓半島に到着した艦艇「ミズーリ」(写真)で、参戦した兵士の功労に感謝を伝える行事が行われる。

国家報勲処は29日(現地時間)午後5時(韓国時間30日午後12時)、ハワイ米太平洋艦隊司令部にあるミズーリの艦上で、ハワイの参戦兵士に対する感謝行事を開催すると明らかにした。「栄光の韓米同盟」をテーマに開かれる同行事には、朴敏植(パク・ミンシク)報勲処長、サミュエル・パパロ米太平洋艦隊司令官、韓国戦争参戦した勇士と家族ら約200人が参加する。

「マイティー・モー」とも呼ばれるミズーリは、韓米同盟の象徴とされる艦艇だ。韓国戦争直後、米国の艦艇では初めて1950年8月19日に韓半島に到着した。同年9月15日には国連軍の仁川(インチョン)上陸作戦の成功のために三陟(サムチョク)地域を砲撃する任務を遂行した。12月24日の興南(フンナム)撤収作戦では最後まで残り、巨大艦砲で中国共産軍の接近を阻止した。特に1945年9月2日の日本の降伏文書の調印式が行われた艦艇としても知られている。

ミズーリは55年に退役して現代式の兵器・装備に変貌し、86年に再就役した後、湾岸戦争でも戦功を立て、現在は記念館として公開されている。


申圭鎭 newjin@donga.com