バイデン米大統領が、新型コロナウイルスの検査で陰性が確認されて3日後に再びウイルスに感染した。
先月30日(現地時間)、CNNによると、バイデン氏の主治医のケビン・オコーナー博士は、「バイデン大統領が新型コロナウイルスの検査で再び陽性になった」とし、「治療薬パクスロビドを服用した患者のごく一部で再び陽性になるケースがある」と説明した。ただし、「大統領は症状はなく、体調はよい」とし、「追加治療なく綿密な観察の下、隔離に入る」と話した。
このため、バイデン氏の今週の日程は全て取り消された。当初、バイデン氏は2日、ミシガン州ヘムロックを訪れ、先週議会を通過した半導体支援法について演説し、週末にはデラウェア州の自宅で過ごす予定だった。バイデン氏の最初の感染後、自宅にいた妻のジルさんもホワイトハウスに戻っていない。
バイデン氏は先月21日、新型コロナウイルスの陽性が確認され、治療薬のパクスロビドを服用した。同月26、27日、連続して検査の結果が陰性となり、完治と診断された。28、29日の検査結果も陰性だった。
国立アレルギー感染症研究所のファウチ所長も新型コロナウイルスに感染し、パクスロビドを服用して検査で陰性となったが、3日後に再び感染した
金民 kimmin@donga.com