「新年の願いは、ファンと目を合わせることでした。舞台に立って幸せです」(エスパのニンニン)
「ライブは、こうやって歓声の中で楽しまないと!」(東方神起のユンホ)
京畿道水原(キョンギド・スウォン)ワールドカップスタジアムで20日に開かれた「SMTOWN LIVE 2022」のコンサート。3万人あまりの観客の前に立ったSMエンターテインメント所属の歌手らは、胸いっぱいの感情を隠せなかった。韓国国内外で開かれた「SMタウンライブ」が、2019年の日本公演後、新型コロナの影響で3年ぶりに開催されたためだ。
エスパの「Next Level」で始まったコンサートで、歌手たちは午後6時50分から4時間にわたって43曲を披露した。5年ぶりに完全体で活動を始めた少女時代のヒョヨンは、「とても面白くて涙が出る」と涙声で話した。この日の舞台には、BoAや東方神起、EXOらが出演した。ファンたちは、歌手の名前や顔が入ったプラカードと応援棒を情熱的に振りながらコンサートを楽しんだ。
エンデミックの局面に入り、約3年間コンサートを先送りしてきた歌手たちが、オフライン公演に乗り出した。IUは3年ぶりに単独コンサートを開く。来月17日と18日、ソウル松坡区蚕室(ソンパグ・チャムシル)総合運動場オリンピックメイン競技場で開かれるIUコンサート「ザ・ゴールデンアワー:オレンジ太陽の下」は、チケット8万枚余りが売り切れた。キャンセルされたチケットを待つ人数だけで34万人余りに達する。
19日、2番目のフルアルバム収録曲「ピンクヴェノム」を先行公開し、1年10ヵ月ぶりに完全体で活動を始めたガールズグループBLACKPINKもファンに会う。10月15日と16日、松坡区KSPO・DOME(旧オリンピック体操競技場)で開かれる「ボーンピンクワールドツアー」は、2018年以来4年ぶりに韓国で開かれる対面コンサートだ。BLACKPINKはソウル公演を皮切りに、米国やカナダ、英国、スペイン、ドイツ、フランス、タイなどを回りながら、来年6月までワールドツアーを行う。
海外スターの来韓公演も続く。4220万人のユーチューブチャンネル登録者を保有している英国DJのアレン・ウォーカーは来月14日、蚕室室内体育館で「WALKERVERSE:THE TOUR」コンサートを開く。10月、松坡区オリンピック公園の88芝生広場で開かれる音楽フェスティバル「スローライフスローライブ」には、英国出身のシンガーソングライター「アン・マリー」が出演する。世界的なポップバンド「マルーン5」も11月、九老区高尺(クログ・コチョク)スカイドームで3年ぶりに来韓公演を行う。
金哉希 jetti@donga.com