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小中校の「コーディング教育」、2025年から必須科目に

小中校の「コーディング教育」、2025年から必須科目に

Posted August. 23, 2022 08:30,   

Updated August. 23, 2022 08:30

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2025年から、小学校と中学校でコンピュータ言語でプログラムを作る「コーディング」教育が義務づけられる。来年からは、デジタルなどの先端分野で、大学入学後5年6ヶ月後に博士号まで取得できる「学・修士・博士統合課程」が導入される。政府はこれを通じて、2026年までに人工知能(AI)とモノのインターネット(IoT)など、先端分野の人材100万人を育成する計画だ。

教育部は22日、このような内容の「デジタル人材育成総合対策」を確定し、閣議に報告した。尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領は、「デジタル人材を十分に育成することが国の未来を左右する」とし、「問題解決型の創意的教育がなされるよう、教育制度もやはり革新していかなければならない」と強調した。

教育部によると、現在小学校1、2年生は5、6年生になる2026年からコーディング授業を必須で受けなければならない。2025年に始まる「2022改正教育課程」は、小学校5、6年生の場合、2026年から適用される。現在、小学校5、6年生は、中学校2、3年生になる2025年からコーディング教育が義務付けられる。

情報授業時間は現在の2倍に増え、小学校は34時間、中学校は68時間に拡大される。ただ、教育現場では小中学校でのコーディング教育を義務付けることで、私教育の過熱や地域別デジタル教育格差などの問題が生じかねないという懸念も出ている。

大学の学事運営も柔軟になる。先端分野の場合、学・修士・博士課程を11学期で終えられる統合過程が来年から始まる。来年、先端分野の専攻で大学に入る新入生は、先端分野の専攻を選択すれば、学士を6学期、修士を2学期、博士を3学期で終えられるケースが出る可能性がある。既存の在学生も一定の要件を満たせば、学校の裁量によって該当過程を一部履修できるようにする方針だ。


パク・ソンミン記者 チョ・ユラ記者 min@donga.com · jyr0101@donga.com