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10月に電気・ガス料金を再び値上げへ、今年だけで3度目

10月に電気・ガス料金を再び値上げへ、今年だけで3度目

Posted August. 30, 2022 09:06,   

Updated August. 30, 2022 09:06

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今年10月に、電気料金とガス料金がまた同時に値上がりする。4月と7月に続き、今年だけで3度目の同時引き上げとなる。ガスなどの燃料を高く輸入して消費者に安く供給し、韓国電力公社と韓国ガス公社の損失負担が大幅に増えているためだ。

政府は韓電とガス公社の損失を放置できないという立場でありながらも、庶民の物価負担がさらに増える恐れがあり、引き上げ幅をめぐって議論している。

29日、政府とエネルギー業界によると、企画財政部(企財部)と産業通商資源部(産資部)、ガス公社などは、今年10月以降に都市ガス料金を引き上げることにし、上げ幅について議論している。都市ガスの料金は、発電原料の液化天然ガス(LNG)の輸入単価の原料費(基準燃料費+精算単価)と卸小売供給業者の供給費用などを合わせた卸小売供給費で構成される。

これに先立って、企財部と産資部、ガス公社は、0ウォンだった精算単価を今年5月に1MJ(メガジュール・ガスの使用熱量単位)当り1.23ウォン、7月に1.9ウォン、10月に2.3ウォンに各々引き上げることを昨年末に決めた。しかしガス公社は、国際エネルギー価格が高騰し、未収金が予想より大幅に増えると、当初予定されていた精算単価の引き上げのほか、基準燃料費も引き上げるべきだと主張している。今年7月も、予定されていた精算単価の引き上げのほか、基準燃料費を1MJ当たり0.44ウォン追加で引き上げた経緯がある。


キム・ヒョンミン記者 kalssam35@donga.com