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ドラマ「ペントハウス」ローガン・リー役のパク・ウンソク、初めて演劇舞台に立つ

ドラマ「ペントハウス」ローガン・リー役のパク・ウンソク、初めて演劇舞台に立つ

Posted August. 31, 2022 08:47,   

Updated August. 31, 2022 08:47

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SBSドラマ「ペントハウス」のローガン・リーとして名を馳せた俳優のパク・ウンソク(38)が、初めて大学路(テハクロ)の舞台に立ったのは今から10年前。演劇「屋根部屋の猫」の主人公ギョンミン役を演じてからだ。デビュー作のSBSドラマ「アテナ:戦争の女神」と「お願いします、キャプテン」に出演して顔を売るべき時だったが、彼の選択はドラマではなく演劇だった。

29日、ソウル鍾路区(チョンノグ)大学路で会った彼は、「当時は1歳でも若い時にテレビに出なければならないとして、誰も私の選択を支持してくれなかったが、演技力のない俳優にはなりたくなかった。舞台では演技の基礎を学べると思った」と話した。

「大学路のアイドル」と呼ばれ多様な演劇作品に出演した彼は、2015年からドラマに活動範囲を広げた。昨年の「ペントハウス」シリーズでローガン・リー役を演じ、大衆的人気まで得たが、彼は依然として大学路の舞台に立っている。「ペントハウス」の終映後、演劇「アマデウス」に続き、17日にソウル鍾路区(チョンノグ)のイエス24ステージで開幕する演劇「アート」では、マーク役を演じる。

演劇「アート」は、フランス劇作家のヤスミナ・レザが1994年に書いた戯曲で、その翌年、フランスの代表的な演劇賞であるモリエール賞を受賞した作品だ。約30年間、35ヶ国で公演された定番の「アート」は、古典が好きな知的な航空エンジニア・マーク(李順載、キム・ジェボム、チョ・プンレ、パク・ウンソク)、芸術に関心の高い皮膚科医師セルジュ(ノ・ジュヒョン、チェ・ジェウン、チェ・ヨンジュン、キム・ドビン)、優柔不断な文具営業社員のイバン(白日燮、パク・ヨンス、パク・ジョンボク)の対話と論争が主を成す3人劇だ。セルジュが1点の絵を買ったことで、3人の友人は論争を繰り広げることになり、25年間の友情には亀裂が生じる。

「作品は、人間の本性と社会問題を鋭く扱っていますが、ただ深刻ではありません。キャラクターも面白いし、台詞に盛り込まれたユーモア感覚が抜群です」

演劇「アート」は、2018年の国内での初演から彼が共にした公演だ。10年間舞台に立つ間、彼には「アート」以外にも、「プライド」「エレファントソング」「バンカートリロジー」など初演俳優として参加した作品が相当数だ。

「作られた枠の中に自分を合わせるよりは、枠自体を組んで作るのが好きなので、初演から参加するのが好きです。7、8年前に初めて参加した作品が、まだ成功裏に公演されるのを見ると誇らしいです」

様々な作品で善良な役と悪役をあまねく演じてきた彼は、「次期作では、きちんとした悪役をしたい」と伝えた。「悪役は、感情が激しく劇的なので魅力的です。表ではそうでないふりをしているが、裏ではものすごいことを隠しているそんな人です。緻密で計画的な悪人を演じてみたいです」

12月11日まで、4万4000~6万6000ウォン。


李知訓 easyhoon@donga.com