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入国前のPCR検査を9月3日から廃止

Posted September. 01, 2022 09:06,   

Updated September. 01, 2022 09:06

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9月3日0時から韓国入りする際は、新型コロナウイルス感染症の遺伝子増幅(PCR)検査の陰性確認書を提出しなくても良い。この措置は、ワクチン接種履歴や出発国と関係なく、すべての内・外国人の入国者に適用される。疾病管理庁の白敬蘭(ペク・ギョンラン)庁長は31日のブリーフィングで、「世界的に陰性確認書の提出を中断する流れに合わせたものだ」と説明した。

ただ入国者は、入国後1日以内に別途のPCR検査を受けなければならない。入国前の検査は消えるが、入国後の検査は維持される。入国後の検査は、専門家向けの迅速抗原検査(RAT)は認められず、PCR検査のみ可能である。

保健福祉部の李基日(イ・ギイル)第2次官は、「海外で致死率の高い懸念変異株が発生するなど、状況が変われば事前PCR検査を再導入し得る」と述べた。

航空・旅行業界は、今回の政府決定が旅行需要を高めるのに役立つと期待している。航空会社各社は、国際線の新規就航や増便に乗り出し、旅行需要の獲得に乗り出している。大韓(テハン)航空は同日、ハンガリーのブダペストに新規就航し、ドバイやタイのチェンマイ路線などを再運航することにした。他の航空会社も、運航回数を減らした路線に対する増便と再運航を検討している。旅行業界の関係者は、「入国前のPCR検査をめぐる費用負担などが消え、旅行心理が回復するだろう」としながらも、「ウォン安ドル高と物価高などによる負担が、旅行客増加において変数になりそうだ」と話した。


ピョン・ジョングク記者 ユ・グンヒョン記者 bjk@donga.com · noel@donga.com