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「銀行強盗殺人」のイ・スンマン、「2003年の現金輸送車も盗んだ」

「銀行強盗殺人」のイ・スンマン、「2003年の現金輸送車も盗んだ」

Posted September. 03, 2022 07:45,   

Updated September. 03, 2022 07:45

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2001年、大田(テジョン)国民(クンミン)銀行拳銃殺人事件のイ・スンマン容疑者(52)は、2003年、数億ウォンの現金が積まれていた現金輸送車を盗んだのも、自分がしたことだと、2日自白した。

大田警察庁によると、強盗殺人の容疑で拘束されたイ・スンマン容疑者は同日午前、検察に送検される直前、警察に対し、「すべてを暴く。2003年、大田の現金輸送車盗難事件も私が起こした」と供述した。

2003年1月22日午前8時半頃、大田銀杏洞(ウンヘンドン)の衣類販売店の裏門の前で、現金4億7000万ウォンが積まれていた現金輸送車が消えた。現金輸送会社の職員2人が地下1階、5階の現金自動預け払い機(ATM)に6000万ウォンを入れに行った間に盗難に遭ったのだ。

車両は事件発生から4時間後に近くの地下駐車場で発見されたが、車両にあった金庫の錠は壊れた状態だった。現金はすべて消え、お金を入れたカバン5個は板岩洞(パンナムドン)の京釜線(キョンブソン)鉄道の線路沿いで見つかった。イ・スンマン容疑者は、「車の鍵を複製して盗んだ。共犯はいなかった」と供述したという。同事件の公訴時効は2008年に期限切れとなった。

一方、イ・スンマン容疑者と共犯のイ・ジョンハク(51)容疑者は同日、検察への送検前に、取材陣の前で、「心から申し訳ない。死にたい気持ちだ」と話した。事件を引き継いだ大田地検は、特別捜査チーム(検事5人、職員10人)を立ち上げ、補強捜査に乗り出す。


李基鎭 doyoce@donga.com