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秒速48メートルの強風に見舞われた日本

秒速48メートルの強風に見舞われた日本

Posted September. 03, 2022 07:44,   

Updated September. 03, 2022 07:44

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台風11号「ヒンナムノー」が3日午後から沖縄県西部の島を通過すると予想される中、1日から影響圏に入った沖縄では、強風で至る所で木が倒れて道路は通行止めになり、一部の航空便と旅客船の運航が停止となった。

2日、日本の気象庁によると、沖縄で観測された瞬間最大風速は秒速48.4メートルで、「非常に強い」水準だった。人だけでなく大きな石が飛ばされるほど威力が強い。

日本気象庁は「台風11号は3日の夜まで非常に強い勢力を維持し、(沖縄県西部)石垣島近くを通過する見通し」と予報した。6日ごろには日本本土南西の九州に接近するとみられる。日本気象庁は、台風11号が停滞している東シナ海の海面水温が27~30度と高い水準なので、非常に強い勢力を維持したまま北上すると見通した。

台風11号は最大風速が秒速55メートルに達し、1時間あたり70ミリの大雨を伴うとみられる。NHKは「走行中のトラックが横転したり、樹木の多くや電柱や街灯が倒れたりするほか、一部の住宅が倒壊するような強さ」とし、土砂災害や浸水などに注意を呼び掛けた。沖縄では2日、航空便30便が欠航となり、沖縄本島と周辺の島を結ぶほとんどの旅客船の運航が停止した。


東京=イ・サンフン特派員 sanghun@donga.com