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「いら立つ」チャールズ国王、追悼礼拝中に従業員に解雇通知

「いら立つ」チャールズ国王、追悼礼拝中に従業員に解雇通知

Posted September. 15, 2022 08:07,   

Updated September. 15, 2022 08:07

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英国のチャールズ国王が、公式日程中に手にインクがついたことでいら立つ様子が捉えられた。

13日、英紙ガーディアンは、北アイルランドを訪問したチャールズ国王が同日、ベルファスト近くのヒルズボロ城を訪れ、来訪者名簿に記帳する際、いら立った様子を見せたと伝えた。報道によると、チャールズ国王は、来訪者名簿に日付を12日と間違って書いたことに気づくと、「なんてことだ、日付を間違えた」とぼやいた。

チャールズ国王は記帳を終えた後、ペンのインクが手についたのを見て、ポケットからハンカチを取り出していら立った様子で手を拭いた。それから「こんなこと耐えられん!毎回不愉快だ!」と言い、カミラ王妃が来訪者名簿に記帳している間に部屋を出た。

チャールズ国王の元補佐官は、「ユーモアもあるが性格は性急で気難しい」とロイター通信に語った。チャールズ国王は10日の即位式でも、宣誓書にサインをしようとしたところ、テーブルの上のペンのトレーが邪魔だったのか、片付けるよう側近に合図を送ったという。

チャールズ国王の皇太子時代の官邸であるクラレンス・ハウスの従業員たちは、女王の追悼礼拝中に解雇通知を受けとったという。13日、ガーディアンは、「職を失う可能性がある」という通知を受けた従業員が最大100人と報じた。従業員らは12日、女王の追悼礼拝が行われている間に通知を受けたと主張した。クラレンス・ハウスの従業員は今年現在101人。チャールズ国王が今後使用する執務室と住居はまだ決まっていない。

チャールズ国王に対する同情の声もある。英紙タイムズの歴史記者ジャック・ブラックバーン氏はツイッターに、「木曜日(8日)に母親のエリザベス女王が死去した後、休むことなく日程を消化している人のちょっとした不機嫌さを読み取るのは無理がある」と投稿した。


イ・ジユン記者 asap@donga.com